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あ!アンパンマ○だ!!

   

某病院で、看護師として働いている後輩の話です。

あれは去年の夏のことでした。
30代の女性が、緊急入院してきました。足元には2歳のお子さん。
どうやら急に具合が悪くなり、どうしようもなくて救急車を要請。
旦那さんに連絡はいれましたが、職場が遠く、他に子供を預けられる人がいなかったため、
お母さんと一緒に連れてきた、と救急隊員の方。

「ママ、ママ」
とお子さんは泣きじゃくっていますが、お母さんの具合は悪く、お子さんの面倒をみれる状態ではありません。
3人の子供を育て上げた師長さんがお子さんをみてくれていましたが、運の悪いことにその日は師長会があり、途中で離脱。
旦那さんがくるまで、看護師が交代でみてあげることになりました。

子育て経験のある看護師さんはやはりあやすのもうまいのですが、私は未婚で子供もなし。
ついでに親戚にもまだ子供がいないため、扱い方がいまいちわからず。
先輩の後でうろうろしていました。

「どうしようかな。先輩も忙しいし、代わりたいけど、たぶん私だったらまたすぐに泣いちゃうだろうし…」

そう悩んでいた時、それまで泣きじゃくっていたお子さんが私を見て、病棟に響き渡る声で、こう言いました。

「あ、アンパンマ○だ!!!」

病棟中の看護師さんおよび患者さんおよび職員が、私をみました。その瞬間、爆笑。
確かに私は丸顔だし、身体もムチムチ。アンパンマ○、に見えたのかな?一応、女性な私。恥ずかしかった…

しかし、そのお子さんは笑顔で私に抱き付いてきて、それからも抱っこをせがんだり、あとからついてくるなど、とにかく私になついてくれて、
結局旦那さんがくるまでずっとそのお子さんと過ごしていました。

旦那さんが到着した後も、「じゃあね!アンパンマ○!!」と言われ、旦那さんからものすごく謝られましたが、屈託ない笑顔を見せてくれたので、
恥ずかしい以上に、ここまでなついてくれて嬉しくさえ感じました。

お子さんが帰った後も、先輩をはじめとして、しばらく私のことを「アンパンマ○」と呼ぶようになりました。
あまりに私をそう呼ぶので、患者さんにも「アンパンマ○」という名前が浸透。
結局私が仕事を辞めるまで、病棟での私の呼び名は「アンパンマ○」でした。

パン屋さんでアンパンを見るたびに、「あの子、元気かな?お母さんも、あれから体調崩していないかな??」と思います。

 - ほんわかエピソード

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